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今日のブログは、昨日の予告とは内容を変更して
お送りしたいと思います。


さて、バンコクで一番有名な博物館といえば、


そう、皆様ご存知、



死体博物館こと、



シリラート病院に付属する解剖医学博物館と、法医学博物館です。

嘗ては、知る人ぞ知るバンコクの秘境(入場料タダだし)だった彼の施設も、
雑誌や観光ガイド、或は各旅行者のブログやエッセイなどで紹介されまくり、
今やすっかり、バンコクの観光名所の定番に組み込まれてしまっています。


が、そこは我々の想像以上に懐の深いバンコク。


殆どのガイドブックにも記載されていないながらも、
その名前だけでもアッパーインパクトな博物館が、
殆どの旅行者に知られることもなく、ひっそりと営業しています。


世界最大級の中華街ヤワラーと、インド人街がちょうど交差する辺り、
3秒で喘息になりそうな程排ガスがムンムンと立ち籠めるバンコクのど真ん中に、
珍しく緑の多い繁るきれいに整備された公園。

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木陰が多く涼しいせいもあって、昼間でもたくさんの人が集い、
ジョギングで汗を流したり、バスケやフットサルに精を出す少年たちがいたり、
子どもたちが砂場で砂遊びに興じていたり、
タイのマッスルたちが筋トレに精を出したりする、


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非常に平和的風景が印象的な、ごくごく普通の公園。

そんな公園なのですが、明らかに1カ所、
不吉な空気の流れる場所が存在します。


The 違和感↓

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鬱蒼とした蔦が絡まった、不気味な白壁。
要所要所に聳える、監視塔らしき鋭角な屋根の塔。

入り口には、ただ、
「Corrections Museum」
とだけ書かれています。

DSC_1211.jpg


はい、やってきました!!


ここ数年のバンコク観光史上、最もハードコアな博物館


何のコレクションをしているかというと、


ズバリ拷問器具!!


そう、人呼んで、




拷問博物館



とはコイツのことです!!


怪しい空気の流れる敷地に、まずは勇気を出して第一歩。


…誰もいねぇ。


高い塀と、2つの古風な建物に囲まれた中庭には、
客どころか係員の姿さえありません。

ふと端の方を見てみると、
警察官が車輪の小さい折り畳み自転車に跨がって、
死ぬ程暇そうな顔グルグルと円を書きながら、
同じ場所を廻り続けています


「Hey!! where is museum!?」

と声を掛けると、一瞬ほうけたような顔をした後、
「あぁ、客か…」みたいなカンジでダラダラとこっちに歩いてきました。

「Museum?」

「Yes」

「O~K~. Come on」

どうやら、コイツは警備員ではなく、博物館担当の職員だったようです。


さて、めくるめく地獄の始まり始まり~!!


まず、殆ど客なんて来ないこの博物館なので、
施設の入り口は閉まっています


先ほどの警官が、ものものしく二重の鉄格子で施錠された
入り口の錠前をガチャガチャと開けてくれます。

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みなさんも、もしここを訪れた際は、
そこいらで暇そうにしている警察官に声を掛けてみるといいでしょう。

貰ったパンフレットによると、4つの建物から編成されるこの拷問博物館。
昔、実はこの施設も含めた公園全体が刑務所だったそうで、
入り口に残された不吉な白壁は刑務所の壁、そして塔はモチロン監視塔、
そして、これから入る施設は、当時の牢屋をそのまま利用した博物館施設のようです。

よって、鉄格子もそのまんま。

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ダークな気分をより一層盛り下げてくれること間違いなしです。

部屋の1カ所1カ所には、中世~近代にかけて実際に利用された各種拷問器具と、
それらに大人しく自由を拘束されている無表情な蝋人形たちが、
ムナクソが悪くなるような英文の説明書きとともにずらりと展示されています。

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ちょっと痛そうな人もいます。

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コチラの拷問器具の内側には、鋭く大きな針が無数についており、
この中に罪人や捕虜を入れて、象にサッカーをさせたそうです。

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コチラの棺桶のような箱。

よく見ると蓋のところに小さな空気穴が空いているのですが、
この中に人を閉じ込めて、ナメクジも一瞬で蒸発しそうな
タイの直射日光の下にこの箱を放置し、灼熱の太陽熱で苦しめる
想像するだけでも恐ろしい、まさに「地獄の業火」の如き拷問器具だそうです。

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どうぞ、コチラにお進み下さい。

DSC_1224.jpg


さんざん弄ばれた後の成れの果ては、世界共通。
ただ、コチラの蝋人形さんたちの表情は至って冷静

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そんな中に混じって、監獄で囚人たちが利用した、
Heavenlyな注射器や、各種ポンプな道具が展示されていたり、

DSC_1225.jpg


モチロン、牢屋に入って囚人体験だって出来ちゃいます。

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そんなカンジで、一通り食欲が消え失せたら、
鍵を開けてくれた暇そうな警察官に「コップンカップ!!」といって、
次の施設に行ってみましょう!!


お次は、一変して洋風の小綺麗な建物。

ここは嘗て刑務官たちの託所や
外からの来賓の為の応接用として利用されていたものなのだそうです。


「おっ、さっきの施設に比べたら、随分とこざっぱりしていてるな。
クーラーも効いてるし、何か大したことなさそう


などと思っていましたが、


甘かった。


まず、入り口には小学生の図工レベルのイラストで描かれた、
中世の拷問風景が解説とともに展示されています。

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頭の皮を剥がされて脳みそを剥き出しにされていたり、

手足を縛り付けられて火にくべられていたり、

口を上下に裂かれて、フックで固定されてたり、


うーん、みんな痛そうだ。


他にも、

「体を木に縛り付け、犬に食わせる」
「手足を縛り、石で打ち付けて骨や顔を粉々にする」
「ナイフで内蔵をえぐり出す」


等々、

「拷問」というよりは「死刑」と言った方がしっくりくるような
凄まじい刑の数々が壁一面にずらりと並べられています。

全てのイラストと解説を見終わる頃には、
アナタのテンションも底が見える程沈んでいることでしょう

ちなみに、公園が刑務所だった当時の模型なんかもあったりします。

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程よく嫌気がさしてきたところで、2階に移動。

廊下には本物の囚人の全身の骨格標本や頭蓋骨が展示されていますが、
流石に曝し者にされている気の毒で写真が撮れませんでした。


チーク材で出来た重厚な階段を上がると、
そこには、この博物館のハイライト!!


時代別に見る死刑の様子が
またしても脱力系な蝋人形と
実際に使用された器具を使って、
リアルに再現されています。


まずは中世。

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オーソドックスに打ち首というヤツです。
手に蓮の花を持っているあたりが、如何にもタイ的です。


そして近代。


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コチラも定番の銃殺刑が、忠実に再現されています。
ちなみに、執行人が手にしている銃はマシンガンだそうです。
死刑でも蜂の巣にしてしまうあたりが、とっても残酷ですね。


そして、現代。

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2003年からタイで執行される死刑は、薬による安楽死
宗教別に最後のお祈りを済ませた死刑囚は、ベッドに縛り付けられ、
医師の付き添いのもと、穏やかに息を引き取る…ということだそうです。

ご丁寧に、
写真付きで死刑執行に至るまでの手順が
詳しく説明されていました


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死亡確認後は、お寺に埋葬されて終わりだそうです。


さて、そんなカンジで昼間から暗い気分になりたい方には
間違いなくオススメ
な拷問博物館、如何だったでしょうか?


ちなみに、政府の施設なので入場料は無料です。
一応、施設の入り口にはドネーションボックスがあるので、
満足された肩、或は善意のある方は、幾ばくかの小銭を募金してあげましょう。

カオサンからもほど近く、歩いていける距離なので、
午前中の散歩なんかにもオススメです。
ぜひ、午前中から気分を悪くして、1日を棒に振ってみて下さい。


ちなみに、近くには坊さんグッズや、仏具、仏像を製造、販売する店が
無数に集まる坊さんストリートがあります。

家用から、寺用、大小様々な仏像はモチロン、
袈裟や托鉢鉢など、あらゆる坊さんグッズが揃っています

皺やシミまで超リアルに再現した、
本物の人間に見まごうばかりの
坊さんフィギアも大小各種あります。


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日本へのお土産や、気になるあのコへのプレゼントにすれば、
イヤがられること請け合いです。

拷問博物館にお立寄の際は、ぜひコチラにも
足を運んでみることをオススメします。

あ、車で来られる方、
この辺りは路駐禁止です。

すぐに駐禁を切られ、タイヤ留めをされてしまうので気をつけましょう。

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