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シャワーを浴びる為、蛇口を捻ろうとしたとき、
カランがひとつしかないことに気が付いた。

お湯なんて出ない、


水のみ。


ふと、思い出した。


そうだ、これがアジアだった。


そして、これが旅だった。


This is travel.


お湯でシャワーが浴びたければ、
いや、シャワーに限らず、エアコンやテレビが欲しかったら
金を出さないといけない生活。


でも、「必要ない」と割り切れれば、


とことんシンプルでこざっぱりした、


諦めにも似た、気持ちのいい生活。


人間、寝て一畳、起きて半畳。


ホントに必要なものなんてたかが知れてる。


This is travel.


DSC_0772.jpg


と、いうわけで、皆様ご機嫌麗しゅう。

只今俺は、アジアのクロスロード、タイの首都バンコク
久しぶりの旅の感触を味わい、旅人の生活を取り戻しそうと、
リハビリ生活満喫中です。

羽田→クアラルンプールの飛行機は、ホント奇跡的に3人掛けのシートにただ俺ひとり
「うぉぉおお、神様ありがとう!!今までの不運をついに哀れに思ってくれたんスね!!」
と感謝しながら、シート1列を占領して横になりながらの快適な空の旅。

約6時間後、昨日の日記の通り約4時間40分クアラルンプール空港での
トランジットの後乗った、Air AsiaのFD3702便クアラルンプール発バンコク行き。


狭い。


別に両サイドはフツーの体系の人なのですが、


それにしても


狭い。


シートの幅もさることながら、目を見張るべきは前のシートとの間隔の狭さ
JR在来線のシートの間隔より更に狭いその隙間は、
俺みたいな短足日本人なら兎も角、足の長い白人にはさぞキツいことだろう。
そして、シートの間隔が狭い分、座席を限界まで詰め込んであるらしく、
驚くべきはその人口密度。そんなに大きくない機体なのに、
シートの間隔を狭く取っている分、限界まで乗客数を増やしているらしく、
乗っている乗客の数は中型ジェットにも匹敵しそうな勢いです。
ついでに通路も狭い。

流石、赤地の機体に白抜きで書かれた、


「Everyone Can Fly」


の文字は伊達じゃない。



異様なまでの安さの理由の一端が理解出来たました。


さて、乗員オーバー気味でホントにちゃんと飛ぶのかどうかさえ
疑問だった飛行機でしたが、無事飛んでくれて、
3時間後には何事もなかったかのようにバンコクの
スワナンプーム空港の滑走路に滑らかに降り立ちました。

DSC_0741.jpg


ターミナルまでバス移動。

タラップを降りた瞬間吹き抜ける、

たっぷりと湿気を含んだ東南アジアの生温い風。

キーーーーーーーンと四方から鳴り響く

ジェットエンジンの音。


「あぁ、来ちゃった。旅が始まるんだ。
2年前の今頃は、エジプトにいたんだよな。
たしかルクソールかアスワンのあたりだったはず。懐かしい。
ってか、2年か…まさに『光陰矢の如し』。早いもんだな…」


少し立ち止まり、感傷に浸る俺。



ギュウゥゥ~~~(腹の鳴る音)



「あぁ…腹減った…昼メシは何食おうか……」



感傷、3秒で終了。


愛想のかけらもないイミグレーションで無事入国審査を済ませ、
荷物を受け取り、「Exit」と書かれたゲートを潜る。
エアポートバスのチケットを買い、クリーム色のボディが、
煤と埃で灰色に変色したバスに乗り込む。

DSC_0736.jpg


片道3車線のハイウェイを市内に向けてかっ飛んでいくバス。
左サイドには最近完成したという高架鉄道、右手には企業広告と民家。
そして、それらの隙間を埋め尽くすように、
人間よりも背の高い葦が果てしなく広がっています。
葦の間から時折覗く、オレンジ色の三角屋根をしたお寺や、
鉄筋作りの味気のない民家、電柱、タマリンドの木。
山もない、青空と、雨期を目前に控えた積雲が広がるだけの
だだ広い景色。そう、これがアジアで、大陸だった。

DSC_0750.jpg


暫くすると、民家に変わってマンションや商業ビルがポツポツと現れはじめ、
やがて景色は見る見るうちに高層ビルの中に吸い込まれていきます。

バンコク。

DSC_0748.jpg


タイ語で通称「クルンテープ」



曰く、天使の住む都


華やかなスクンビット通りと並走するように走るハイウェイ。
バンコク随一のセレブリティーゾーンに立ち並ぶ高層マンションやホテルを
後ろに追いやりながら、バスはどんどん、市内の中心に向けて走る。
東京や香港も、その成長スピードには目を見張るものがありますが、
ここバンコクだって負けてない。市街地に目をやれば、
この不景気のご時世であってもまだまだ新しい高層ビルが建築の真っ最中。
今はどうだか知りませんが、嘗て年間8%だったという
驚異的な経済発展の名残を垣間見ている気がします。

そうしているうちに、ひときわ背の高くひょろ長い、
バイヨークスカイホテルのビルを軸にするように、
ハイウェイは南に向かって大きくカーブsimasu。

目の前に、割と見慣れた景色が現れはじめる。

DSC_0742.jpg


何となくホームグラウンドに帰ってきたような気分。

ハイウェイを降りたバスは、バンコク名物の渋滞に巻き込まれながら、
市内を今度は西に向かって進路を取る。
フアランポーン駅前の運河を渡り、チャイナタウンことヤワラーの
端っこを通り抜け、信号からカーブを曲がり、
片道4車線の大きな道へ出ると、巨大な4本の塔がそそり立つ民主記念塔が
目の前に堂々たるその姿を現し、


そして、バックパッカーの聖地カオサンにバスは停まった。

DSC_0768.jpg


もう何回目になるかもわからないカオサン。

1歩外に出ると、食べ物と排気ガスとアンモニアの混じった、
「濃厚」…というよりも、「重厚」と言った方が
しっくりくるような臭いが鼻を突く。


そう、これがタイの臭いだ。


生活の臭い。


This is Thailand.


カモを捕らえるべく、カオサン周辺にたむろする、
胡散臭いトゥクトゥクドライバーのオッサンども。

怪しいスーツ売りの太ったシク教徒のインド人、

ずーーっと昔からいる、片足のない乞食のおにーちゃん。

トラックの荷台の上で、ウンコ座りでタバコを吹かす警察官。


そして、オカマ


タイ名物オカマ。


ゴリラのように逞しいオカマが、
彼氏と思われる白人のオヤジの手を引いて
「ウッホウッホ!!」と嬉しそうに午後の散歩を楽しんでいます。


ふと、屋台の方に目をやると、
タノシンゴそっくりなオカマ高校生が、
上目遣いで俺を見ながら小首をかしげています。

脂汗が背中を伝う。


そんなカンジで、いつ来てもバラエティー豊かなメンツが、
今回も俺を早速出迎えてくれました。

DSCN0218.jpg


カオサン通りを外れ、寺に北へ。

「あれ?いつも耳障りな声で「オレンジジュース10バーツ」
って声掛けてくるババァがいねぇぞ?」

「あれ?たしかここに美味しいイサーン料理の屋台があったんだけど、
なくなってる。移転したのか?地元の連中で流行ってたから、
とうとう店舗にでも昇格したのかな?

などと、変わっているところもチラホラ。

10年も通い続けていると流石にすこしずつ、
色々なところが変化しているのがよくわかります。


それでも、刺すような強烈な日差しと、
まとわりつくような、湿気を大量に含んだ暑さと、
何とも言えないタイの臭いはずっと昔のまま。

DSC_0754.jpg

空を見上げると、雨期の始まりの空で、
積雲が立ち上り、西の空一生懸命灰色に塗り替えようとしているところでした。

今晩は雨だな、きっと。



大通りから、たまに犬のクソが落ちているので危険な細い路地へ。
汗をタラタラ、バックパックをユラユラ。

やがてどん詰まりに姿を現すいつもの宿。

世界中の強い旅行者とミュージシャンが集まる、
寝て一畳、起きて半畳の必要最低限の部屋の宿。

旅人のクロスロード。

来れば、必ず誰か知り合いのいる場所。

アジアの拠点。


This is Travel.


緑の門を潜って、声を掛ける。

「Hello, サワディーカップ!! Do you have single room!?」



あぁ、タイでの生活が始まった。

そう思った。

DSC_0759.jpg


This is Thailand.


Love and Peace.


追伸:今回、自分で読んでて気持ち悪い…。
   皆さんも「気持ち悪い。何カッコ付けてんだコイツ」
   と思いながら読んで下さい(笑)。



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