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アラブ文化圏であると同時に、アフリカ最北端であり、ヨーロッパにもその距離
僅か12kmのジブラルタル海峡を隔てただけのモロッッコ。
故に、アラブ文化圏であると同時に多種多様な文化が入り交じっているのも
この国の特徴です。例えば、前回の日記でもご紹介しましたが、
食べ物も他のアラブ諸国ではお目にかかれないようなアフリカ色の強い
煮込み料理がその中核をなしていますし、フランスの統治下であっただけあって、
都市部の街並は入り組んだメディナとは対照的に、綿密な都市計画のもと、
キッチリと定規で線を引っ張ったかのように区画整備が為されています。

そして、それは音楽でも同じ。

クロスロードであるモロッコには、
モロッコの原住民ベルベル人たちの音楽、フォークロア
トルコやレバノン、エジプトと同じようなアラビック歌謡
そしてスペインのフラメンコのルーツといわれているアンダルス音楽
他にもモロッコ版のストリートミュージック「シャビア」
「ライ音楽」というアラブ歌謡のダンス音楽等、様々な背景を持つ
多様な音楽が庶民の娯楽として親しまれています。

ちなみに、ジプシーミュージックの金字塔、「ジプシーキングス」も、
メンバーの何人かはフランス系モロッコ人。曲のところどころに、
モロカン風なアレンジを加えているせいか、モロッコ人にも彼らは大人気です。

♪ジョビ♪ジョバ♪カオガニヤケテゲロンパ♪

さて、場所は飛んでサハラ砂漠の村、メルズーガ。
ここから更に車で30分程、更に砂漠の奥へ奥へと走ったところ、
今すぐにでも砂漠に飲み込まれてしまいそうな小さな村
(スミマセン、名前を忘れてしまいました)。この地方特有の
土壁の家が数軒集まるだけのこの小さな村に住むのは、アフリカ系の
血を色濃く残す肌の黒い人々。服装こそ、モロッコの民族衣装
「ジェラバ」を纏っていますが、彼らの顔を見ると、
「あぁ、やっぱりここはアフリカなんだ」と強く実感します。

DSC_5142.jpg

この村の名物として旅行者に人気を呼んでいるのが、
「グナワ」と呼ばれる音楽と踊りのショーです。

使う楽器はたったの3つ。

刳り貫いた大木の幹に皮を張った、大太鼓のような楽器グンガ

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「カシャンカシャン」という音が賑やかなハンドシンバルのような楽器イカルカチェン

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ウッドベースそっくりの渋い音が出る、ハジェホウイ

DSC_5075.jpg

この3つの楽器に、歌とハンドクラップを加えただけのシンプルな構成ですが、
変拍子の不思議なリズム、どことなく力の抜けた発声の歌と、
コール&レスポンスのが特徴的な、どちらかといえばアラビックよりも
アフリカンに近い素樸な歌を聴かせてくれます。

まぁ、百聞は一見に如かず。とりあえず聞いて下さい。



みんな基本的に昼間はラマダンのせいでグッタリしている為、
「表情に生気がない」、「あまりやる気が感じられない」といった点は
見なかったフリをしてあげて下さい。
今時期のイスラム教徒は昼間は元気がないのです。ちなみに、
一応これでも彼のレッドツェッペリンが「俺たちの音楽のルーツのひとつだ!!」
と宣言した
程の由緒正しい&クールな音楽なんですよ!!

まず最初はこんなカンジで音楽のみの演奏。

DSC_5082.jpg

テンポが早く、リズムが半端じゃなく変則的なアラブ音楽は派手な反面、
長く聞いているとちょっと辛くなってくることもありますが、
素樸なグナワのリズムは大地の音、スローミュージック。
まるで砂漠に解け込むように、聞いているとなんとなく落ち着いてきます。

続いてイカルカチェンを盛大にカシャンカシャンと鳴らした4人の男たちが
楽器隊の前に整列、演奏する手を休めること無く前に後ろに左に右に、
向き合ったりグルリと廻ったりしながら、全く激しさはないですが、
見ていて心がゆったりしてくるようなダンスを披露してくれます。

DSC_5069.jpg

うーん、それにしても本当に生気が感じられない…
この砂漠のど真ん中にあって水も飲めないのに一日中唄って踊って、
そりゃー大変ですよね。私だったら絶対に無理です。お疲れさまです。

DSC_5115.jpg

そして最後はみんなで輪になってダーンスタイム!!

DSC_5088.jpg

相変わらずやる気はなさそうですが、それでも頑張って笑顔で
「踊ろう、踊ろう!!」と誘ってくれるので、恥ずかしがらずに
輪の中に入ってみんなで踊りましょう(私はカメラマンで踊りませんでしたが)。
手を取り合ったり、雨を請うように大きく天に向かって手を差し出したり、
ひとりひとりアドリブで踊らさせられたり。基本は単純な動きなんですが、
どことなくコミカルで、そしてシャンティで、最後にはみんな笑顔。
一応シャッターはきっちゃいますが、気が付くと自然に足がリズムを取っていました。


さて。


砂漠の音楽を簡単にご紹介させていただきましたが、

実は皆さんに本当に見せたかったのはこの動画。

私が泊まっていた宿に、毎日のように遊びにやってくる、
隣りのホテルの倅、ラシッド君。

DSC_5252.jpg

英語は殆ど通じませんが(フランス語なら堪能)、人当たりの良いナイスガイ。
普段は働いているのか何やっているのか、よく分からない青年ですが、
実は彼、タラブッカやジャンベ等のパーカッションをはじめ、
先ほどご紹介した「グナワ」に使われていた楽器全て、モロッコの笛、ギター、
ピアノなどを弾きこなす天才ミュージシャン
でもあります。

特に彼の叩くパーカッションは最高で、毎晩演奏をお願いしては、
まるでパーカッションが唄っているかのような多彩な音色の演奏に、
しばしば聞き入っては、音の世界に浸り切っていました。

そんな彼に三線を貸してみました。

最初は戸惑っていましたが、流石ギターが弾けるだけあって、
あっというまに自分でポイントを覚えて、アフリカ的なリズムのリフを
演奏し出すラシッド。流石は天才。満足げな行状でそのまま数十分
弾いていたのですが、やがておもむろに、三線を静かに太ももの上に置くと、
思わず「アッ!!」と声を上げて驚きたくなるような、今まで思いもしなかった
驚くべき演奏法で、三線を弾き出したではないですか!!



そこに広がる音の世界は、沖縄でもないアフリカでもない、

まるでトランスのような音の重なり。

三線の歴史に新しい息吹を吹き込みます。



それではご覧下さい。



どうですか!?

スゴくないですか!?

ちゃんと「音楽」になっていることに驚きませんか!?

生で聞いていると、ホントに意識がブッ飛びそうでしたよ!!


一応、理屈としての演奏方法はわかるのですが、絶対にマネ出来そうにありません。
まさか、三線でこんなことが出来るなんて思ってもいませんでした。
いやー、世界は広いですね。これを見れただけでも
砂漠に来た甲斐があったというものです。

そんなわけで、尻切れトンボ気味な締めくくりで申し訳ないですが、
モロッコの優しい土の匂いのする音楽と、サイケな新しい三線の演奏、
ご堪能頂けたでしょうか?携帯でご覧の方はぜひ、PCを使って、
動画の方を見て頂けると幸いです。

スミマセン、今いるネットカフェが閉店時間なようなので、
今日はここまでで!!

音楽最高!!

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