上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
小雨の降りしきる空がうっすらと白み始めた頃、
マチュピチュに向かう始発列車が今日最初の仕事の為に
線路の上で力を漲らせるかの如く佇んでいました。

DSC_8898.jpg

豪雨の為に一時は運休していた、マチュピチュまでの唯一の交通手段。

唯一なのをいいことに、相当ボッタくってます。

私が乗った一番安い「エクスペディション」クラスで、
たった1時間半、50km足らずの道のりに対して、
片道US$37も取られます。
「軽食付き」とありますが、出てくるのは紙コップ1杯のドリンクと、
クソ不味いバナナチップスとチョコレート

ナメてる。

という気持ちを「いや、この金もマチュピチュ保全の一躍をになっている」
と思い直すことで沈めて、列車はマチュピチュの麓の村へと進んで行きます。

ちなみに、


マチュピチュの入場料も
相当高いと思うけど。



マチュピチュ+ワイナピチュ(山)で
150ソル(約4500円)って超高くね?

今まで行ったことのある世界遺産で
一番高い入場料だと思われます。

しかも、山の麓からマチュピチまでのシャトルバスは
往復でUS$15

列車代(往復)US$74
    +
バス代(往復)US$15
    +
入場料180ソル(約US$50)

随分とボッタクってると思うぞ、オヂサンは。


さて、そんな高い金を掛けてまで辿り着いたマチュピチュは、

まぁ、…予想通りというか、何と言うか、


とりあえず

DSC_8932.jpg

入場ゲートを越えてすぐ目の前に飛び込んできたのは、
遺跡ではなく雲の固まりでした。

…やっぱりな。

とりあえず、入場時刻が迫っていたワイナピチュにDASH。
30分程列に並んだ後、山男の名に掛けて先に出発した連中30人程をごぼう抜きにし、
30分で山頂まで辿り着きました
ちなみに、普通は1時間程かかるそうです。

ハッハッハ、誰か俺の記録を塗り替えてみやがれ!!!!

これからボリビアで6088mの山を登らなきゃならないので、
こんなところで負けてられないのです!!


おっと、口が滑っちまったぃ。


この話しはまた後日。


辿り着いた山頂の岩の上によじ上り、下界を見下ろす。
当然のことながら深い雲に谷は閉ざされたまま、
マチュピチュの姿なんて一切見ることは出来なかった。

かに思えたが、そのとき、誰かが叫び声を上げた。

「Hey!! It's time to take picture!!!!」

DSC_8952.jpg

そう、山頂に辿り着いてすぐ、
雲が晴れ始めたのです!!
上昇気流に乗るかの如く、上へ上へ、
そして南の方へ、南の方へと流れて行く雲。



そして、

DSC_9018.jpg

そこに広がるアンデスのパノラマ!!
切り立った険しい山々の連なりの中に、マチュピチュがその姿を現したのです。
雲の切れ間から高地特有の強烈な日差しが差し込み、
奇跡の天空都市を見事に照らし出しました。

美しい。

高度差の少ない雲が、山の稜線に濃い影を落としながら
ゆっくりと動いて行きます。雨上がりの澄んだ空気のお陰で、
雲間から除く空は星さえも見えんばかりのスカイブルー。
そして、見渡す限りの緑の世界。雲さえなければ、万年雪を頂いた
6000m級の山を見ることも出来るそうです。

山頂から360度のパノラマを30分程飽きもせずに見ていると、
いつの間にか狭い山の頂きにはたくさんの人が押し掛けていました。
一等地を占領し続けるのも申し訳ないので山を下り、
きれいに晴れ渡ったマチュピチュを目指します。

ちなみに、

ワイナピチュの山頂付近は、傾斜がかなり急なので、
マジで危険(角度60度くらい)です。

DSC_9019.jpg

年間何人かが滑落して死ぬらしいので、
登られる際は気をつけて下さい。

きれいに雲がはれた、標高2400m地点の山の尾根に広がる、
天空都市マチュピチュ。

DSC_9088.jpg

奥に見える切り立った山が、先ほど登ったワイナピチュ。
緑萌える段々畑や石で組まれた街が残るこの街には、
かつて300~1000人程が暮らしていたと言われています。
一時期は「インカ帝国の要塞」と言われていましたが、
最近では街の規模等から、宗教的な聖地として
造られた街だという説の方が有力です。

DSC_9087.jpg


確かに、雲が掛かった街の姿は、まさしく
「神の家」ともいえるような神秘的な雰囲気でした。

DSC_8940.jpg

以前のブログでも何回か紹介しましたが、
石の加工技術、及び石材建築に秀でたインカ文明。
ここでも「カミソリの刃1枚すら通さない」と言われた建築技術が
最大限発揮されています。

DSC_9132.jpg

いったい、どうやったらこんな難しい形で加工した石を
ぴったりと合わせることが出来るのでしょうか?
しかも、インカ文明は「車輪を持たなかった」そうで、
これらの巨大な石は全て、人力のみで引きずって、
てこの原理でくみ上げられたものだそうです。

DSC_9130.jpg

途方もない時間と労力と技術を費やして
このマチュピチュが造られたことを伺い知ることが出来ます。

DSC_9176.jpg

街に広がる段々畑は高度によって様々な作物が栽培されていたそうで、
何と、品種改良まで行われていたそうです。
石で組まれた畑は見上げてみても壮大な雰囲気。

DSC_9250.jpg

インカの人々が姿を消してから500年。
現在、マチュピチュの住人はたくさんの種類の植物や、昆虫、鳥、
そして全部で20頭程といわれているリャマたち。

DSC_9254.jpg

彼らが歴史の証人であるかのように
悠々と遺跡を歩く姿はとっても優雅。

ですが、

実はこのリャマちゃんたちは
何十年か前にテレビの撮影でテレビ局が連れ込んで
繁殖して増えたものだそうです。


DSC_9308.jpg

ちなみに、リャマの他に遺跡の中には、野生のチンチラだと思われる、
ウサギとリスを足して2で割ったようなカワイイ生き物も住んでます。

DSC_9215.jpg


神秘の天空都市マチュピチュ。
入場料や交通費はかなりのボッタクリですが、
それでも訪れる価値のある、途方もない時間を費やして造り上げたであろう、
文明の英知と、厳しく、そして雄大な自然が融合した、
素晴らしい景色が広がっていました。

DSC_9085.jpg

正直な感想。


今まで見てきた世界遺産で、
一番良かった!!!!



追伸:
今晩のバスで、いよいよウユニ塩湖に向かいます

が、

ウユニの街のネット環境が死ぬ程悪いらしいので、
ブログアップ出来るかどうか分かりません。
いい写真が撮れるまで帰ってこない予定なので次回の更新は未定で。


それでは皆様、Have a nice day!!

行ってきます。
 ーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーー

オリジナルバナー制作しました。1日1度、クリックヨロシクです。
  ↓  ↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
 
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
 ↑ ↑
「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、
クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。

 ーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーー
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://3shinjourney.blog62.fc2.com/tb.php/150-39818677
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。