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ラクダはいい。

まず、「デカイのにカワイイ」とう時点でズルイ。
ゆったりと歩く様がまた優雅でいい。その上大人しくて利口、
おまけに背中のコブのなかの脂だけで1ヶ月も生きられるというのが、
低燃費ブームのこの時代にあってカッコイイ。

21世紀の最先端を行くスーパー生命体、ラクダ。

そんなラクダに乗りたくて、メルズーガに来てしまったのが1週間前。
最初は普通に何も考えず「着いて少しゆっくりしたらラクダに乗ろう」と
思っていたのですが、気が付くと月が半月よりも少し膨らんでいました。
「よし、折角だから満月に照らされた砂漠の姿を見よう!!」と思い立ち、
50度の灼熱地獄を耐えに耐え抜き、待ちに待った満月。

♪つ~きとラ~クダの夢~を見た♪蜃気~楼揺れる黄~昏~時♪
オ~アシス~求~め彷徨~ってる♪ (by中山うり)

なんて鼻歌をフンフン唄いながら待ちわびた、
9月4日、満月が一番明るくなる十四夜の日。


曇っていました。

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「おかしい。普段の行いは決して悪くないはずだが…」
晴れてくれることを祈りつつも、出発時刻の夕方5時半になってしまいました。

「お迎えが来たよ~」と言われて外に出ると、
おぉ、そこには久しぶりにまじかで見るラクダちゃんが!!

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大きな瞳と優しげに長いまつげ、優しげに曲がった口。やっぱラクダはいい。
まさか、宿の前にラクダが待っているなんて思ってもいなかっただけに
(最初、何処か別の場所に集合してそこから出発だと思っていた)、
このVIPな待遇に「うわ、ドア・トゥー・ドアじゃん!!」と叫んぶ。
香港だって何処か行くにもドア・トゥー・ドアなんて贅沢なことしたことありません。

インドよりも一回り小さかったですが、それでも力強く見えるラクダの背中に跨がる。
左右に大きく出っ張ったお腹。呼吸をする度に上下するサドル。久しぶりの感触。
イェイ、ベイベー!!最高だぜオマエたち!!

では、出発!!

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残念ながら、インドのように手綱を自分で取って走らせることは出来ませんでしたが、
ラクダ使いの癒し系な笑顔がステキななオッサンの手綱に弾かれて、
歩く速度で見る砂漠の村や、未舗装の道はいつもとは違って見えて心が躍ります。

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雲の向こう側に日も沈んだようで、あたりがだんだんと夜の気配に包まれてきた頃、
背の低い松の木やナツメヤシがポツポツと生える荒れたオフロードを逸れて、
2匹と3人の小さなキャラバンは砂漠へと足を踏み入れました。

大阪のオモシロ元気青年M君の背中越しに、
いつもよりも高い視点から眺める砂漠。

DSC_4995.jpg

遠くに連なる砂丘が女性的な美しい曲線で広がります。

それにしても、自称「ジャイサルメールの武豊」としては、
自分で手綱を取って乗り回せないのがけっこう悔しい。
(詳しくはコチラの日記を読んで下さい)
  ↓  ↓
三線マンが行く!!<世界一周編・A-side>
「砂漠とラクダと筋肉痛」


とりあえず、気分だけでも。

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私の愛駝(愛駱駝のことです)、キングコングちゃんは、
遠いインドの砂漠で今日も元気にやっているだろうか?
彼と阿吽の呼吸で砂漠を駆け抜けた2日間を思い出します。

今宵は砂漠のど真ん中でキャンプ。テント村へは砂の上に残る足跡と、
山のように落ちているラクダのコウンが目印です。
皆さん、覚えておきましょう。「砂漠で迷ったら、ラクダのコウンを探すべし」
ラクダのコウンを辿って行けば、いつかは人が住んでいる場所、
或は水のある場所に行くことが出来るでしょう。

やがて周囲も暗闇に包まれようかという頃、
ラクダ使いのオヤジ(英語、全く出来ず)が、身振りで「ココでちょっと停まるぞ」
みたいなことを我々に見せると、ラクダを何も無い砂漠のど真ん中に座らせました。
「何だ?こんなところで何が始まるんだ?」と思っていると、ラクダに積んであった
荷物の中から黒いビニール袋を取り出し、砂の上に腰を降ろすオッサン。

ああ、なる程。

ラマダン・ブレックファーストの時間でした。

DSC_4815.jpg

何度もこのブログでも書いている通り、世界中のイスラム教徒は
只今ラマダーン(断食)の真っ最中。日中一切の飲食が出来ない彼らは、
その日のラマダンが開ける夜の7時をずっと心待ちにしているのです。
その、1日のラマダン明けに食べるの食事を「ラマダン・ブレックファースト」
といいます。
その内容については、また明日の日記で詳しくご紹介します。

「ははぁ~、なる程ね~」と納得しながら、お裾分けしてくれた
デーツ(ナツメヤシを干したもの。干し柿みたいで美味い)を齧っていると、
「暇だったら先に歩いててもいいよー」みたいなことをジェスチャーで伝えてくるので、
オッサンの貴重な晩メシ時間を邪魔しない為にも、ゆっくりと夜の砂漠の
散歩を楽しむことにした我々。

5分程進んだ頃でしょうか。突然、

「うわ、何今の!?何かおる!!」

という叫び声が背後から響いていました。
近寄ってM君が指差す先を見ると、確かにそこには何か、小さな白い塊が
ちょこまかと動き回っているのが見えます。よくよく目を凝らしてみると、

うわ!!

カンガルーネズミだ!!

DSC_4819.jpg

スミマセン、夜だからあまり見えないうえに、あまりにも彼らのが小さい、
しかも動きも速いので、こんな写真しか撮れませんでした。

バッタのような形をした長い足を持っており、その名の通り、
カンガルーのようにピョコピョコ飛びながら移動するネズミ
です。

M君の渾身のショット。分かるかなー。

IMG_3563.jpg

「ネズミ」というよりは、色といい、つぶらな大きな目といい、
どちらかというとリスに近いようなカンジもします。

ものスゲェかわいい。

バルセロナのカメレオンに引き続き、
あまりのかわいさに大いに萌えました。

カンガルーネズミを追いかけてやいのやいのとやっていると、
いつの間にかオッサン登場。「ヤッラ、ヤッラ(行くべさ行くべさ)」
と催促するので、再びラクダの背中に跨がって、テント村を目指しました。

いつの間にか薄くなった雲から、遠慮がちに満月が見え隠れ。
青色の真綿につつまれているようなぼんやりとした月明かりの下、
ラクダの背中に揺られる。幻想的な雰囲気にうっとり…

何ていうのはウソで、当初「1時間半で着く」と言われていたテント村に、
出発してから1時間半経過したのに、一向に着く気配がないので、
「ホントに着くのか?」と若干ビビるチキンな我々。

そんな杞憂を余所に、予定より1時間程遅れた夜の8時頃、
我々は無事、ノマド族が取り仕切る砂漠のど真ん中のテント村に到着しました。

荷物を放り出して、早速カメラと三脚を担いで、月夜の砂漠を撮影に。
相変わらず雲が空全体を覆っていて、星なんて殆ど見えやしないですが、
幸い雲が少し薄くなってきたようで、ぼんやりと月明かりが差し込み、
砂の上でも平気で歩くことが出来ます。

月明かりに照らし出された、我々のテント村。

DSC_4846.jpg

うっすらと色の薄い影をたなびかせる砂丘は幻想的です。

DSC_4889.jpg

ラクダちゃんたちも絵になります。

DSC_4938.jpg

ただひとつ彼らの問題点は、彼らは常に牛のように反芻して、
口をモゴモゴクチャクチャと動かしている
ので、長時間シャッターを
開けていると、顔の周辺だけがやたらブレてしまうことです。
結局、月明かりに照らされたラクダちゃんの表情を
カメラに収めることは出来ませんでした。オマエら役者じゃねーなー。

晩メシを食い終わり、さて、お待ちかねの男だらけの大宴会
バカ話しをして、持参した三線を弾いて、ワッハッハ!!
ちなみに、オッサンはメシを食い終わると直ぐにお祈りを済ませて、
さっさと砂の上にマットを引いて寝てしまい、私とM君2人きり。


…殺風景だなー。


アホらしくなったM君は11時前に気持ち良さそうに
スヤスヤと寝息を寝息を立てて夢の世界に行ってしまいました。

蛾やカブトムシと同じように夜行性な私は再びカメラを抱えて、
今度はテント村の背後に聳える、200m程の砂丘に登ることにしました。
いつの間にか高く登った月明かりは、先ほどよりも随分と明るくなっており、
急斜面で砂の中に埋もれる私の足首を克明に照らし出します。

砂丘って登るのキツいんですよー。何しろ、サラサラで細かい砂の上は、
全然踏ん張りが利かない上に、ちっとも前に進まないんだもん。
ヒマラヤのトレッキングよりある意味辛い。

ゼーゼーハーハー息を切らし、漸く登った砂丘の上から見下ろす砂漠。

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無数にうねる小さな砂丘がそれぞれに影を落とし、
その姿は、まるで大きくうねる海のようです。

デッカい。

ホント、単純なことですが、兎に角デッカい。

海もそうですが、こういった桁違いにスケールのデカイ場所に来ると、
自分という生き物が如何にちっぽけで無力な存在であるかということを、
身を以て実感済ます。砂漠は巨大で無口な世界の果て。
人や生き物が生きて行くにはあまりにも厳しい環境。
でもその姿は何処までも美しく、そして残酷なまでに広大です。

風に吹かれて舞い上がる砂にヒヤヒヤしつつ(万が一カメラのレンズに入り込むと、
何を撮っても砂が写り込んでしまうようになる)、数十枚の写真を撮り、
元来た砂の尾根を、ふくらはぎまで砂に埋まりながら急斜面を下って行きました。

翌朝は6時に起床。残念ながらまたしても雲により
朝日は全く見れませんでしたが、起き抜けを紅茶を啜った後、
再びラクダに跨がり、2時間程で無事村へと帰ってきました。

とりあえず、久しぶりのラクダ。

やっぱり彼らはいい。

ゲップが臭いのがたまにきずですが、それでも今回もまた、
ラクダちゃんたちの大きな瞳と長いまつげには癒されました。
これで当面ラクダに跨がることもないでしょうが、
私が金持ちになった暁にはぜひ、ラクダちゃんを飼いたい。
そう決心させるステキな砂漠の旅でした。

まぁ、私がか金持ちになる確立は、サマージャンボ宝くじで
1等を当てるよりも低い
と思うので、また再び何処かの砂漠で
彼らの背中に跨がれる日を楽しみにしようと思います。

外に出ると、宿の前にラクダちゃんたちが残していったコウンを、
隣りの家の子どもたちが投げ合って遊んでいました
(実話)。
ラクダのコウンは固い上にちょうど小石くらいの大きさで、
子どもたちには投げやすいようです。

何てファンキーな遊びなんだ。

やはり、砂漠の子どもたちはやることが違います。

皆さんも、砂漠の村での外出の際はご用心を。

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