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美容師をしている友人数人から、

「オマエは絶対ハゲないから安心しろ」

と太鼓判を押されている私ですが、
今朝起きてみたら白いシーツに
自分の抜け毛がスゲェ落ちてるのに気が付き、
若干自分の頭髪の将来が気になり始めた夏の夜。

毎度、オッサン街道邁進中の三線マンです。

いよいよインドも最終日。

ん?

何かやり残したことはないのかって?

そうだな~。


カレーはもう後3年くらい食わなくてもいいんじゃねーか?って程食ったし、
他人の野糞をする姿も一生分どころか、3世代先の分くらいまで見たし、
タージマハールも見たし(もう、多分一生来ない)、牛にも襲われたし(2回)、
アバラにヒビも入ったし、バイクでコケたし、洪水にも遭遇したし、

とりあえず思い残すことはありません。

しいて言えば、


ブログが未だにリアルタイムに追いついていない


ということくらいでしょうか。


ということで、今日は中部インド最大の見所、
世界遺産エローラ石窟群のハイライト、
カイラーサナータ寺院をご紹介します。

え?

「アウランガーバードの話しはどうしたんだ」

って?

ちっちゃいタージマハールもどきがありました。

DSC_5556.jpg

以上。

タージマハールを「所詮、墓は墓」とバッサリ切り捨てた私に、
面白いものであったはずがありません。

宿がクソ以下だったこともあり、アウランガーバードに付いて早々
アーグラに向かう列車のチケットを取りに行ったのですが、
翌日の列車で席が空いていたのが、朝の10時20分発の列車1本のみ

と、いうことは、

リクシャーを雇って翌早朝に30km離れたエローラまで行って、
ソッコーで遺跡を見て回り、ソッコーで帰って来て、
そのまま荷物をピックアップして駅に直行しなければ、
列車に間に合わないということです。

しかも、宿のババァに
「9時半頃に戻るから、ちょっと荷物預かっといてくれや」
と頼んだところ、

「チェックアウトは朝9時で、
それ以降は荷物のキープも出来ない
少しでも遅れたら、
もう1泊分の料金を追加で貰うからね!!


という、非常に心の狭い、死ぬ程ケチ臭い返答が返ってきたました。

色々計算すると、エローラに居れるのは1時間しかないという、
大変シビアなスケジュール。一瞬「行くのやめようか…」とも思いましたが、

眠い目擦って、行ってきましたよ!!

DSC_5675.jpg

朝6時、まだ日も登っていない薄暗い道を
オートリクシャーでトロトロと北東へ。
この街で唯一「いいヤツだ」と思った運転手サイードは、
2歳の娘を溺愛するあまり、リクシャーの正面のガラスにアラビア語で
デカデカと自分の娘の名前をペイントする、ムスリムの好青年。
2人で大あくびをしながら、朝の冷たい空気を切り裂いてエローラへと向かいました。

30以上の石窟を山から削りだした壮大なエローラの遺跡。
その中でも最大規模を誇るのが、このカイラーサナータ寺院

DSC_5681.jpg

今を遡ること1200年以上前、西暦756年に着工し、それから
石工たちが100年以上の歳月を掛けて完成させた中央インドの奇跡。
岩山を幅47m、奥行き81m、高さ33mに渡って
ノミと金槌だけで掘り出した、驚異の産物
です。

DSC_5768.jpg

木も、レンガも、漆喰も一切使用されていない、
完全なる一枚岩の削りだしの寺院で、
掘り出された岩の総量は20万tにも達すると考えられています。

DSC_5745.jpg

今まで色々な巨大建造物を見てきましたが、
これ程のスケールのデカさと、人類の底力を感じたことは、
未だかつてありませんでした。


ヒンドゥー教寺院なので、寺の周囲には各種様々な神々が
生命感溢れる彫刻で表現されています。モチロン、これらも岩の削り出し。
寺院と切れ目なく繋がっています。

DSC_5766.jpg

DSC_5720.jpg

岩の中からコンニチハ。

DSC_5822.jpg

こんなことが出来るのも、岩の削り出しならでは。

シヴァ神にまつわる神話や叙事詩「ラーマヤーナ」の一場面を
表現した浮き彫りの緻密さには特に驚かされました。

DSC_5750.jpg

寺院の土台は無数の象によって支えられています。

DSC_5832.jpg

全て岩で出来た寺院。象たちもとっても重そうです。
本殿裏側の象は、あまりの重さの為に首に皺が寄っているという
芸の細かさが、当時の技術の高さと優れた観察眼を物語っています。

本殿内部は、シヴァ神の象徴であるリンガが祀られており、
コチラは現在でも信仰の対象。朝一のお参りに訪れるインド人が捧げた
ジャスミンの花の香りが、カビ臭い寺院内にほのかに香っていました。

DSC_5806.jpg

院内を見たら、寺院の左右にある小道を登りましょう。
5分も歩けば寺院の真上に出られます。
そこから眺める寺院の全体像と、雄大なデカン高原の緑は壮大の一言。

DSC_5858.jpg

今は公園として整備されていますが、遥か昔には
巡礼者用の宿や屋台が立ち並び、多くの人々がインド中から
やってきては祈りを捧げていたことでしょう。

悠久の時を超えた、偉大なる先人の偉業に敬意を表し、
急いでまたアウランガーバードのクソ宿へと急いだのでした。


え?もう帰っちゃったの?


だって?


そうだよ、1時間くらいしかいられなかったんだよ!!
カイラーサナータ寺院さえ
満足行くまで見られなかったんだよ!!


後は、以前のブログでも書いた通り。
「二度と来ねぇからな、バーーーーカ!!」
と捨て台詞を吐き捨てて、駅へと向かったわけです。


運転手のサイードが、「あそこの宿がダメなだけで、
ホントはアウランガーバードはもっといいところだし、
アージャンター遺跡も素晴らしいところだから、また来てくれよな。
今度ゆっくり来てくれたら昼メシでもごちそうするよ」
と言ってくれたのだけが、とっても救いになりました。

「アッサラーム•アレイコム!!」

「アレイコム•アッサラーム!!」

とムスリム式の挨拶で握手をガッツリと交わし駅へ。

そこから20時間の移動。

列車の窓から見上げた夜空には十五夜の満月がぽっかりと浮かび、
果てしなく広がる緑の平原を青々と照らし出していました。

DSC_5941.jpg



さて、後半巻き気味になってしまいましたが、

いよいよ明日早朝の飛行機で、


人生初の南米潜入!!


どうなることやら、今からワクワクドキドキ。

ちなみに、


ガイドブック持ってません。


スペイン語もしゃべれません。



唯一知ってるスペイン語は

「セルベッサ•ポルファボール!!」

直訳すると、


「ビールくれ!!」



…まぁ、何とかサバイブしてみせます。

次のブログはロンドンかカリフォルニアから、
クソ長い空港での待ち時間にでもお届けします。

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