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アーグラから西へ向かうこと、バスで8時間。

私は今、我が愛するインドの砂漠地域ラジャスターンは、
ヒンドゥー教の聖地のひとつでもある、プシュカルに来ています。


25mプールをひっくり返したような大雨のせいで、
街のメインストリートの4分の1くらいが水没したり、
細い路地の一部が崩壊してたりしますが。


砂漠って、あまり雨降らないんじゃなかったけ?

地元の人たちだけは「涼しくて嬉しい~」喜んでます


それにしても、ここまで来る夜行バス。


ヒドかった。


兎に角、ヒドかった。


初めてインドで寝台バス(エアコンなし)に乗る事になった、
アーグラ→アジメール(プシュカルの近所の街)の移動。
8時間の移動を横になりながら移動出来るというのは大きな魅力です。
二段ベッドの上段の席を予約して、その日の夜バス会社へと向かいました。


な の に、


何故か案内されたのは二段ベッドの下の段

「俺、アッパーベッド(上段)予約したんだけど」

と、スタッフにゴネてみるも、「I don't know」の一点張り
チケットに記載されている、私がいるべき席に座っている太ったオバチャンに
「そこ俺の席なんだけど」と言ってもヒンドゥー語でゴニョゴニョいうだけで
話しにもならなければ、一向に退いてくれる気配もありません。
しょうがないので言われた通り下段のベッドに潜り込みました。


30分後。


気が付くと私のベッドの上に4人のインド人が座っていました


足下に3人、頭の真横に1人。


寝ている私の足を押しのけて、ババァが無理矢理座ってきたのをきっかけに、
オヤジ2人が便乗して私の足の横に強引にケツをネジ込んできました。
そして、頭の直ぐ横には12~14歳くらいのガキ。


俺、まともに寝るスペースないんだけど。


と、突然俺の頭を叩くガキ


「あぁ?何だコラァ!?」


あまりのスペースの狭さにイライラしながら聞くと、
なにやら口元に指を持っていって、何かの合図を送っています。
よく乞食のガキが「何か食わせろ」とたかってくる仕草に似ていたので、
人が寝てるのに、ワザワザ俺を叩き起こして、
「何か食わせろ」と言っている
のかと思い、


「ふざけてねーでさっさと寝ろ!!」


と怒鳴ってやったところ、突然、
俺の頭越しに窓の外に身を乗り出すガキ。


そして、



「ぐぅぼえぇぇえええ~~」



窓の外に向かってゲロを吐くガキ


それを真下から見上げる俺。


そっかそっか、吐きたかったのね。
じゃあ、しょうがない。

許して…


やるかアホォォォオオオ!!!!!


「ふざけんなクソガキ!!!!」

とガキの腹の下から頭を引き抜き、

「オメーらも全員俺のベッドからどけ!!
ここは俺のスペースだ!!何勝手に座ってんだ!!!!」

と右手を横に振り回して領海侵犯を犯すインド人どもを
追い払おうとしたところ、座っていた連中や周りのインド人が、
実にすまなさそうな顔をしています。
見ると、私のベッドどころか、
床にまで何人もの人が寝そべっていたり座っていたりします。

どっからどう見ても、避難キャンプに向かう難民を乗せたバス
そうじゃなかったら、集団密入国のバスだな…。

そして俺も、その中の1人。


This is India.


すっかり毒気を抜かれてしまったので、
結局まともな眠りを諦めて、右半身をインド人のケツに挟まれながら
コイツらが全員途中のバススタンドで降りてしまうまで、
「これは修行だ。神からの試練だ」と思いながら、
浅い眠りのままバスは砂漠を目指すのでした。


エアコンなしの寝台バス。


ぜってーに二度と乗らねぇ。


これだったら、普通の夜行バスの方が100倍マシだっつーの。
みなさんも、もしインドで寝台バスに乗る事になったら、
何が何でも上段のベッドを、スタッフをブッ飛ばしてでも
確保することをオススメします。

というわけで、そんなことがあったせいで、
今日はどうも、ただでさえ冴えない頭がますます冴えていないので、
撮りたてホヤホヤ、加工したてホヤホヤの
タージマハールの写真でもご覧下さい。

とあるホテルの屋上レストランから見える、
街越しのタージマハール。

DSC_6246.jpg

今まで何度となく、写真や映像で目にした「The India」が、
そのまま、想像以上の巨大さで目の前に聳えたっていました。

インドは土曜日、日曜日、月曜日と3連休
丁度その3日間をアーグラで過ごしたのですが、
こうして見るとスゲェ人の数

DSC_6248.jpg

上から見ているだけで、あまりの人ごみに
一瞬行く気をなくしかけましたが、何とか気力を振り絞り、
朝6時前に起きてタージマハールへと向かいました。
チケット売り場に付いた頃には、東の空が
黄色からオレンジに美しいグラデーションを描いていました。

DSC_6038.jpg

タージマハールの正門に当たる、南門を守護する門。

DSC_6048.jpg

赤砂岩と白大理石の堅牢な壁に、黒大理石や奇石で彩られた
コーランや花の模様が華やかさを添えます。

その、南門から覗いたタージマハール。

DSC_6060.jpg

朝の6時半にもなっていないにも関わらず、
さっそくけっこうな数の観光客です。


東西南北、何処から見ても全く同じ形の白亜の巨大な墓。
水路に写るシンメトリーの姿がとても美しいです。

DSC_6077.jpg

このあたりから、さっきまで朝焼けを称えていた空が、
徐々に雲行きが怪しくなっていきます

時の支配者、ムガル帝国の王、シャー•ジャハーン
ベタ惚れしていたというペルシャ系美人の嫁さんの為に、
国政が傾く程の天文学的な費用と
気の遠くなるような時間をブチ込んで造らせた、
世界で一番美しく、豪華な墓。


彼の当初のプランでは、対岸に自分用の黒大理石で造った
「ブラックタージ」なるものを建設する予定
だったそうですが、
権力欲も強く、血も涙もない自分の息子
(兄弟2人を殺して王位継承)
により、
アーグラ城の塔の中に幽閉されてしまい、結局黒のタージマハールは、
歴史の流れに霧散してしまったそうです。


「露と落ち 露と消えにし我が身かな
          アグラのことは 夢のまた夢」
                    by シャージャハーン

という句を残して、この世を去ったとか。  
  

ウソです。ホントは豊臣秀吉の辞世の句です。            
(原文は「浪速のことは 夢のまた夢」です)
      
タージマハールの台座から眺めた、手入れの行き届いた美しい庭園。

DSC_6170.jpg

巨大な墓の入り口。

DSC_6167.jpg

入り口に刻まれたコーランの一説は、下から見上げても
同じ大きさに見えるように、上の方に行けば行く程、
大きく描かれている
そうです。

DSC_61153.jpg





中身は、





まぁ、です。



タージマハールと同じデザインの、白大理石で出来た
シャージャハーンと嫁さんの墓碑が仲良く並んでいます。
申し訳ないですが、写真を撮る程のものとは思えませんでした。

タージマハール。


美しいし、デッカイですが、



それだけ。


というのが、正直な私の感想です。


所詮、墓は墓。


人の生活の匂い、或は信仰の匂いがなにもしない、
ただのモニュメント…といったところでしょうか。

私は人、或は自然の匂いがする場所が好きなので、
タージマハールを愛する方々には申し訳ないですが…


やっぱ言うのやめようかな…

うーん。



いや、やっぱ言っちゃう。




つまんないッス。




トルコのスルタンアフメッドジャーミーや、
シリアのウマイヤドモスク、バチカンのサンピエトロ大聖堂の方が
ずっと華やかで、遥かな歴史を超えてきた建物だけが持つ重みがあり、
そして今なお続く人の匂いがして、断然感動しました。

それに、何処から写真撮っても一緒なんだもん。
人間もそうであるように、建物にも色んな表情があった方が面白いのです。
↓東側から撮ったタージマハール。

DSC_6119.jpg

「せめて、天気が良ければな~」と、心の底から思った、
アーグラ滞在の日々でした。

DSC_6223.jpg

ちなみに、周りから散々「Big Shit」だと聞かされていたアーグラの街ですが、
せいぜいチャイをボラれたくらいで大してイヤな思いもせずにすんだので、
「Big Shit」ではなく、「 Shit」くらいだなと思いました。

街は見所もすることもなくてつまらないですが、
チャイだけは美味いです。


DSC_6211.jpg



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