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昨日ズボンに穴が空いてしまったので、糸で繕おうとしたところ、
ハサミが消失してしまったことに気が付きました。
しょうがないので、ホテルのすぐ横の万屋へ。

小さなハサミを1つ購入。
値段は12Rs.日本円にして約24円。

激安です。

でも、買ってから気が付きました。

まず、新品でパッケージにちゃんと入っていたのに、
最初からクソキタナい

DSCN7287.jpg


「まさか!?」と思い、刃の部分を横から見てビックリ。

ガッツリ隙間空いてんじゃん!!

DSCN7289.jpg


こんなので果たして、物が切れると彼らは思っているのでしょうか?
ってか、新品のクセに何でこんなにキタネーんだ!?
誰か出荷時に「あ、不良品だ!!」とか思わなかったのか?
それとも、こういうデザインなのか!?
「ビンテージ仕様」みたいな。だったら、スマン。


モチロン、折角買ったハサミですが、
裁縫糸1本すら切れなかったのは言うまでもありません。



さて、乗っけから話しは脱線していますが、
えーっと、何でしたっけ?
マハーバリプラムで牛に襲われたことでしたっけ?

全然違いますね。

そうそう、インドのローカルバスの後編です。


命を掛けた「激走バス入り口前耐久レース(20kgの重り付き)」
を30分程で無事に脱出することが出来た私。
(前回のブログ参照→http://3shinjourney.blog62.fc2.com/blog-entry-101.html)

が、座れれば極楽かというと
これまたそんなことはなく
少しでも多くの座席を確保する為に、座席の幅は激狭
「2席ー通路ー3席」の5シーターなんですが、普通のバスなら絶対に、
「2席ー通路ー2席」の4シーターにしていることでしょう。

つまり、隣りとの間隔が異様な程狭く、
隣りのオヤジと文字通り、「肌と肌を密着させて」
快適なバスの旅をしなければならないわけです。
バスが揺れる度に、隣りのオヤジの腕の剛毛(インド人は毛深い)が
「モッサ、モッサ」と私に自己主張してきます。
汗をかいていると、「モッシャモッシャ」と、
若干水分を含んだ腕毛が、私に絡み付いてきます。


うぅ…気持ち悪い…。


おっと、オヤジに電話が掛かってきた!!

携帯電話に関しては、日本と違いマナーもへったくれもないので、
当然の如く「ハロウ!!」と電話に出るオヤジ。


声がデカイ。


基本的に移動中はipod(しかもイヤホンはカナル型(耳の奥に突っ込むヤツね))で
しかも結構な音量で音楽を聞いているのですが、
それでもハッキリと話し声が耳に入ってくる程、声がデカイ。
「THE HIGH-LOWS」にタミル語のラップが乗っかってきます。

たまに何故かコッチを向いて話すオヤジ。


うぉ!!


カレーくせぇ!!!!


吐息がカレー臭です。


オヤジの息も吐かさぬ三段攻撃で気分が悪くなっているとき、
ふと、前の席に座っていた小さな女の子が、
長いまつ毛に大きくて真っ黒な瞳をこらしてじっと外を見ているのに気が付きました。

「うーん、インドの子どもって何でこんなにかわいいんだろ?」

(↓カワイイ子どもの一例)

DSC_3265.jpg

そんで、子どもの頃はこんなにかわいいのに、
大人になると、どうしてこんなのになっちゃうんだろ?

DSC_2209.jpg


「ホントにコイツらは、同じ国の人間なのか?
どっかで違う人間とすり替わってるんじゃねーか?
寧ろ星が違うんじゃねぇか?」
などと思いつつも、少しでも隣りのカレーオヤジの存在を
薄れさせる為にその子を見ていると

突然、



「グォブハァアア!!!!!」



と窓の外へ、口から熱線を吐くゴジラの如く
豪快なゲロ。


風に乗ったしぶきが俺に掛かります




クソガキ……ィィイ!!!!



が、相手は子どもなので、怒りのブツけようがありません。
ちなみに、インド人のゲロは……いや、ヤメましょう。
だいたい、みなさんの想像通りです。


が、


オヤジの腕毛だって、別にバスに限ったことじゃないし、
子どものゲロだって、まだミャンマーで前の席に座ってたガキが
コウンを漏らしやがった(しかも夜中)のに比べればカワイイもんです。


じゃあ、インドのバスは何がそんなに恐ろしいのか。


まぁ、もの凄くベタですが、




運転がハンパなく怖い。




世界各国で激しい運転手の乗り物に幾度となく乗ってきた私。
正直、ちょっとやそっとの暴走では簡単にビビりませんが、




インドのバスはムリだわ。



いや、真ん中より後ろに座っていれば、全然問題ないですよ。
だって、満員過ぎて前が見えないから。
すれ違う車との横の車間距離が、腕を30cm程出せば
届きそうな程狭い
のは気になりますが、
これが、一番前の席なんかに乗ってご覧なさい。



寿命、10年は縮まるよ。



まず、飛ばす飛ばす。

ギリギリ大型バスが2台すれ違えるかどうかくらいの道を、
たぶん時速70~100kmくらいのスピードで飛ばしていくのですが、
問題は、対向車が来ようが、前にバイクやオートリクシャーがいようが、
一切スピードを緩めることなく
ブオーブオーとクラクションを連発し、目の前にあるもの全てを、
まさに蹴散らしながら街道をぶっ飛ばして行くわけです。

万が一目の前に障害物(例えば、路駐している車)があっても、
大きくハンドルをグワングワンと切りまくり、殆どスピードは緩めず。
バスが遠心力で大きく傾きます。道のすぐ脇は側溝
「うわっ!!落ちる!!」と思いきや、絶妙なハンドル捌きで
ギリギリのところで転落するのを回避しているあたりは流石にベテラン。
ですが、別に私はそんな「たけしのお笑いウルトラクイズ(懐かしい)」の
問題に出てくるようなバス
に乗りにきたわけじゃありません。

そんな障害物があるところに対向車なんて来たら


さぁ、大変!!


相手が自分より小さい物の場合は問答無用、この国の道のルールは
「デカイもの程エラい」という至ってシンプルなものなので、
相手が渋々我々の乗ったバスに道を譲ることになるのですが、


これが同じ大きさくらいのバスやトラックだと
壮絶なチキンレースの始まり始まり。


直線道路の場合、まずは相手の存在に気付いたところで、
お互いにライトをパカパカとパッシングしあって戦いのゴングが鳴ります。
モチロン、この間一切スピードを緩めません
距離はまだ遠いですが、ガンを飛ばし合う運転手。
グングンと障害物を挟んでその距離が近づいてきます。


「テメーがどけよ、コラァ!!」

「うっせぇボケ!!テメーこそどけや、このチンカス!!」

「誰がチンカスじゃこの腐れ外道!!
ケツから手突っ込んで奥歯ガタガタ言わすぞ!!」

「オラ、やれるもんならやってみろ、このマザーファッカー!!」



ライトをパカパカやりながら、メンチきり合う2人。

ハンドルを右に切る私を乗せたバスの運転手。

かまわずに突っ込んでくる、対向車線のバスの運転手。



あ、相手の運転手の顔がハッキリ見えた!!



ヤベェ、ぶつかる!!!!



と思った瞬間、我々のバスの運転手がどうも根負けしたようで、
ギリギリのところでブレーキを踏み、中央分離帯のほぼど真ん中
一瞬徐行となり、対向のバスに道を譲ると、また何事もなかったかのように
アクセル全開、あっという間に4速までギアを入れ、
果てしなく続く緑の中に開けた道を突き進んで行きました。
気が付くと、両足で全力で席手前のダッシュボードを押さえつけていました


ホッ……生きていて良かった。


と、息をつくのも束の間


今度は2台並んだトラックを追い越そうとしているのですが、
またしても向かいから大型バスが!!!!



勘弁してくれーーーーーーーーーーー!!!!!!!



この時は、2台並んだトラックとトラックの間に
クラクションを連発しながら無理矢理入り込み難を逃れる
という
ナディアコマネチ(懐かし)もビックリの
ウルトラCな技を繰り出していました。


一瞬、本気で「死」を覚悟しました。


「俺の死体って、何処で焼くんだろ?日本かな?インドかな?」


と思いました。


生きていることに奇跡を感じました。


「ーーーーーっっっっつつつ!!!!」という、
今までに自分で聞いたことのない声が、自分から出ました。


コウンは幸い漏らしませんでした。


目的地に着く頃には、ただ座っていただけなのに
精神的にも、踏ん張り過ぎて肉体的にもヘトヘトでした。
私が熱心な仏教徒であれば、間違いなく
最初から最後まで念仏を唱えていたことでしょう。

間違いなく、ジェットコースターより怖いです。

だって、ジェットコースターって一応安全なように設計されてるし、
気休めかもしれないけど、シートベルトだってあるでしょ?

コッチは「安全って何?」ってカンジだし、
シートベルトだってないんだもん!!
シートベルトがあるだけでも、まだジェットコースターの方がマシです。


しかも、何が気に食わねーって、
そんな俺たちの生殺与奪の権限を握り、
さっきから危険運転以外の何モノでもないことを
繰り返しているのが、こんなヒゲオヤジだってこと。

DSCN7265.jpg



俺はこんなヤツと心中したかねぇぇえええ!!!!


しかも、数の子並に満杯の車内は、全員インド人


NooooOOOOOOO!!!!!!


こんなヤツらと絶対心中なかんか
したくねぇぇぇええええ!!!!!!



あの世でも「ヘーイ、ジャパニ~」「ミスタル、ミスタル!!」
とか、囲まれて言われるなんて、絶対にイヤです。


そんな恐怖のバスですが、南インドだと電車より使い勝手がいいので、
どうしても乗らなくてはならないのも、また避けては通れない現実
なので、バスの真ん中あたりに座って、目を瞑りながら、
無事に目的地に着くことをひたすら念じる
のが、最良の策かと思われます。

ちなみに、前も怖いですが、一番後ろなんかも、
オカマを掘られる可能性も十分にあるので、
出来ればやはり、真ん中あたりに座るのが良いでしょう。

あと、エアコンナシのバス(まぁ、だいたいそうなんだけど)は、
窓から入ってくる埃と排ガスがけっこうヒドいので、
サングラスやフェイスマスク、タオルなんかを使って、
防御することをオススメします。
自分の健康は自分で管理しましょう。

DSCN0496.jpg


実際やると非常に怪しいですが。


さて、
「列車の3等とローカルバスと、どっちがマシか?」
というのも気になりますが、
詳しい検証はまた、機会があれば。


しいて言えば、どっちも最低です。



ですが、私はこれからバスで6時間掛けて、
インド最南端のカニャークマリに移動です。

無事に生きていたら、
今度は最果ての地からブログをお届けします。

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