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突然ですが、宣言します。


メシの美味い国は、いい国だ!!!!


これまで、30カ国近い国を旅してきましたが、
今までの経験からいっても、「ペンギンは空を飛べない」
「貧乏ヒマなし」「田村正和は、どんな役を演じても古畑任三郎」
と同じくらいの曲げることの出来ない絶対的真理だと思います。

香港、然り。タイ、然り。マレーシア、然り。
トルコ、然り。イタリア、然り。

日本然り。

そして、南米のゲートウェイ、ペルーもまた、
メシの美味い、いい国のひとつだと思います。

美味いものを作って食えるということは、
それだけ人々の心に、「美味いものを日常的に食いたい」
と常日頃考える余裕がある
ということだと思います。

豊かな心は、豊かな食生活から!!

というわけで、今回は毎度お馴染み「美味いものシリーズ」
ペルーの美味しい食の一部を、皆さんにご紹介したいと思います。



・メルカド(市場)や大衆食堂の定食

DSC_8542.jpg

その国の食文化を知りたければ、まずは市場に直行すべし
中南米は何処の街に行っても必ず市場があり、だいたいの市場には
どこかしらの一角で、安い値段で美味いものを食わしてくれる食堂が併設されています。
モチロン、ペルーも然り。だいたい3~6ソル(役180~280円)前後という
格安価格で、美味しい食事にありつくとが出来ます。
写真の料理は、「カウカウ・デ・ポヨ」
「アヒ・アマリージョ」という黄色い唐辛子で、
鶏肉とジャガイモ、野菜等を煮込んだ料理。
何となくカレーのような風味で、ごはんと相性抜群です。

ちなみに、だいたいの食堂ではこのメインディッシュと一緒に、
日替わりのスープと、同じく日替わりのジュースかお茶が付いてきます。

DSC_9399.jpg

出来るだけ食費を押さえたいバックパッカーの強い味方。
ちなみに、あまり値段を押さえ過ぎると、それなりのものしか
出て来ないので、あまりケチり過ぎない方が無難でしょう。


・アンティクーチョ

DSC_8698.jpg

牛の心臓の串焼き。ペルー人もみんな大好きで、
よく路上で炭火で焼かれているのを見ることが出来ます。
だいたいジャガイモとセットでサーブされ、ビールとの相性抜群。
臭みも少なく、数あるペルー料理の中でも、最上級の酒の肴だと思います。


・アドボ

DSC_9602.jpg

豚肉を唐辛子と何種類ものスパイスで煮込んだ料理。
「ロコト」という大きな唐辛子を崩しながら食べる激辛料理。
今、コレを書きながら、その辛さを思い出して
汗が顔から吹き出してきました。

パンと一緒に食べるのが一般的。酢を入れて酸味を足して食べると
見た目以上にアッサリと食べることが出来ます。
ちなみに、フィリピンにも同名の煮込み料理がありますが、
まったく別物。でも、どちらも大変に美味です。

あ、ついでに一点。

「辛い」は「美味い!!」


・ポヨ・ドラード

DSCN8116.jpg

南米で一般的に食べられている鶏肉料理。
タレを塗って焼き上げるローストチキンです。
写真のものにはアロス・フリート(炒飯)が付いてきました。
「アヒー」と呼ばれる唐辛子を使ったソースをたっぷりとかけて食べると美味。
中南米は何処にいてもチキンだけは絶対にハズしません。
日本の鶏肉よりも格段にジューシー。食い物に困ったときは、
とりあえずポヨ(Pollo=チキン)を選択すれば間違いない
でしょう。


・アヒ・デ・ガジーナ

DSC_8705.jpg

そしてコチラが、ペルーを代表する鶏肉料理。
タマネギ、牛乳に浸したパン、ジャガイモ等を、
アヒ・アマリージョとスパイスで煮込んだ料理。
美味しい店はざらつきのない、とってもクリーミーな味わい。
カウカウよりも更にカレーに近い味付けで、
辛みもとってもマイルド。我々日本人の舌によく合います。


・ロモ・サルタード

DSC_9383.jpg

ペルーのテッパン。何処で食べても外さない、
ペルーの国民食ともいうべき存在。それもそのはず、
牛肉と野菜、フライドポテト等をフライパンで炒めたものなんですが、
何と味付けに醤油を使っているのです。
そりゃー外すはずありませんがな、大将。
日系移民が多いペルーならではのヒュージョン料理だと言えるでしょう。
ちなみに、米が美味いのも、ペルーの魅力のひとつです。


・トゥルチャ・ア・ラ・プランチャ


DSC_9932.jpg

ティティカカ湖名物のマス(トゥルチャ)を使った料理。
日本語で言えば「マスの塩焼き」
説明不要、当然美味いに決まってます。日本のマスよりもブ厚い
脂ののったサーモンピンクの身はとっても柔らか。
新鮮なものは生臭さもないので、出来れば皮まで頂きましょう。


・アルパカ・ア・ラ・プランチャ


DSC_8880.jpg

名前を見て「!!!!」と思ったアナタ、正解
そう、あの地球上で一番カワイイ生き物
アルパカちゃんのステーキです。

以前のブログであれだけ「カワイイ」と絶賛していた私ですが、

ゴメンナサイ。

実は私、

「脳みそと胃袋を切り離す」

という特技を持っているんです。

ホント、申し訳ないですが、

柔らかくて肉汁がジューシーで、
とっても美味しかったです。


こんなに愛してるのに、
ゴメンね、アルパカちゃん。


というわけで、ペルーの美味しい食の数々、如何だったでしょうか?
結局好奇心に負けて、愛するアルパカちゃんまで食ってしまった私ですが、
お陰さまでペルーの美味しいものを作ろうとする心意気に、
少し深く触れることが出来た気がします(笑)。
食材も豊富なペルーの食事。皆さんもぜひ、ペルーにお越しの際は、
観光客向けの無難な店だけではなく、ぜひ、
ローカルな人々で賑わう、市場や食堂へ足を運び、
地元の人々の熱気を肌で感じながら、美味しい庶民料理を
味わってみることをオススメします。


あ、食中毒になっても、当方は一切責任は持ちません。

私は人一倍、胃腸が丈夫なので。


参考までに、お腹を壊さないコツを伝授しましょう。



常に「俺、最強」と思いながら
メシを食うことです。



「病も気から」


Enjoy your trip!!



追伸

  今宵のバスで、懲りずに再びウユニに戻ります。
  理由は、前回悪天候と月明かりのせいで叶わなかった、
  湖面に写る満点の星空の撮影!!
  絶対にいい写真撮ってくるので、楽しみにしてて下さい。
  ということで、ウユニに行ってる間再び音信不通になります。
  皆様、どうぞお元気で~!!



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プーノの街は、メシが安くて美味かったです。

終わり。




というわけで、皆さんこんばんは。
リアルタイムでは昨日、ボリビアの首都ラパスにて、
外務省から自粛勧告も出ているアクティビティー、
その名も「Death Road」から生還した三線マンです。
名前の通り、道から落っこちたら100m以上下まで真っ逆さまという、
大変にDeathな崖っぷちの道をマウンテンバイクで下るという、
メチャメチャ危険で、アドレナリン全開の非常にファンキーなアトラクション。

どれくらいDeathかというと、

これくらい。

P1100437.jpg

いやー、写真を見ると改めてスゲェとこですね。
こんなところでイスラエル人2人と最初から最後まで、
熾烈なトップ争いを繰り広げていた俺。

うーん、死ななくて良かった。

モチロン、無傷で1位です。

ハッハッハ、ざまーみろラエリーども!!

まぁ、この辺りの
手に汗握るエクストリームなエピソードはまた後日。


で、何でしたっけ?

あ、プーノね、プーノ。


海抜3890m。

日本の最高峰富士山(3776m)よりも高いこの場所に、
何と琵琶湖の12倍もの面積を誇る湖、ティティカカ湖があります。
その湖畔で最大の街がプーノ。

まぁ、街そのものは特に見所のない田舎町です。

DSC_9786.jpg


終わり。





いやいやいや、

そうじゃなくて、ここプーノの魅力は湖の上にあり!!
プーノの街では格旅行会社やホテル等が30~50ソル(約900円~1500円)ほどで、
ティティカカ湖に浮かぶ島々への1日ツアーを行っています。
というわけで、私も「40ソルだ!!」というホテルのオバチャンを必殺技
「ボニータ!!ボニータ!!(美人、美人!!)」
連呼でムリヤリ35ソルにまけさせて、
ティティカカ湖の1日ツアーに参加してきました。

DSC_9884.jpg

朝の日差しがいよいよ力を発揮し始めた頃、
まず、我々一行を載せた舟が向かったのは、
島であって、実は島ではないウロス島

どういうことかというと、
実はこの島、現地では「トトラ」と呼ばれている
葦を寄せ集めて出来た浮き島の集合体
なんです!!

DSC_9810.jpg

島に上陸すると、色とりどりの民族衣装を纏った
珍しく愛想のいいインディヘナのオバチャンが我々を迎えてくれます。
(基本的に、インディヘナのオバチャンは死ぬ程愛想が悪い)

DSC_9819.jpg

水の上に浮かんだ植物の島。
その感触は…うーん、何と表現したらいいのでしょう?
靴を通して伝わってくる、フワフワとした
低反発クッションのような感触は、確かに水の上にいることを実感します。
何だか、こういう種類の巨大な動物の背中に乗っているような感触です。

島の作り方は至って簡単。
80cm角程に切り取ったトトラの根っこの部分をロープで縛り、
それをいくつか纏めたものの上に、乾燥させたトトラの茎を3m程積み上げるだけ。
水に浸かっている部分が腐ってきたら、また新しいものを積み直すだけ。
増築&改築自由、税金いらず、ご近所トラブルが起きても、
そのまま地面を切り離して土地ごと引っ越し可能。


ある意味最強です。

地面もトトラなら、住んでるお家もトトラ製。

DSC_9846.jpg

壁もトトラなら、屋根もトトラ。
ちょびっと隙間もあいていますが、不思議なことに雨漏りはしないそう。
中は至って簡素。モチロン、電気もガスも水道もないですが、
最近ではソーラーパネルを設置して、電気を確保している家もあるそうです。

ついでにいうと、畑もトトラ。
そして、舟もトトラ。

DSC_9860.jpg

村長自らが操舵する舟に揺られて、
優しい風の吹き渡るティティカカ湖をのんびりとクルージング。
安定感抜群の舟は、巨大なトトラの束を2つくっつけただけの、
非常にシンプルな仕組みですが、乗り心地はナカナカです。

ちなみに、時として、トトラは食料にもなります。
お味の方はというと…

まぁ、私の顔を見て察して下さい(笑)

DSC_9825.jpg

オバチャンたちの見送りの合唱を聞きながら、
船は再びティティカカ湖の沖合へ。

DSC_9850.jpg

ゆりかごのように心地よい揺れは船旅の醍醐味。
一番後ろの席を2つ占領して遅い朝の2度寝を楽しんでいると、
いつの間にか船は次の目的地、タキーレ島に到着していました。

プーノから約45km、人口約1600人の住む小さな島で、
「アイユ」と呼ばれるインカ文化の名残の色濃く残す、
織物やポンチョ、漁業等が盛んな素朴な島です。
上陸すると、島全体の主要道路であるインカ時代の道を登り、
島のテッペン付近にある村を目指します。

DSC_9891.jpg

なだらかな坂道ですが、標高4000m近いので
かなりしんどいです。
高山病の人は登る前に薬を服用してから臨みましょう。

ヒーヒーゼーゼーいいながらも、
目の前に広がる牧歌的な風景はかなり癒し系。
島中を覆うかのように続く段々畑は、
まるでヒラヒラとフレアーする緑色のスカートのよう。
バイクも車もナシ。ときおり顔を出す犬やヤギが、人以外の通行者。

DSC_9895.jpg

この島では、男女の衣装をそれぞれ異性が編む習慣があるそうです。
つまり、この衣装は島の男性が作っているということです。

DSC_9897.jpg

とっても華やか。

男は基本的には白シャツに黒ズボン、
そして頭の部分が垂れ下がった帽子を冠るのがこの島の基本スタイル。

ちなみに、この帽子、

既婚者は頭から垂れ下がった部分が赤色、

DSC_9876.jpg

未婚者は白色で、

DSC_9907.jpg

子どもは頭の後ろに余った部分を垂れ下げる、
大人は、右に垂れ下げれば「彼女います
左に垂れ下げれば「彼女募集中」
と決まっているそうです。


一目瞭然。



幸いなことに見掛けることはありませんでしたが、
いい年こいたオッサンが、白い部分を左に下げてるのを見たら
けっこう切ない気分になるんじゃないかと思います。

ようやく辿り着いた島のテッペンの広場にはこんな看板が。

DSC_9904.jpg

そう、ここは南米。

ちょうど日本の反対側。

東京まで16335km。

思えば遠くへ来たもんだ。

と、改めて実感。

そして、看板の先の

日本と繋がっているはずの空は、

日本のどの場所よりも広く感じました。


ティティカカ湖名物の美味しいマス料理を食べて山を降り、
再び船に揺られて昼寝を楽しみながらプーノへ。
ちょうど太陽が傾きだし、大きな山陰に覆われ始めた
プーノの街は日曜日の夜に出歩く家族連れで
大きな賑わいを見せ始めた頃でした。

DSC_9831.jpg




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♪タラッタッタッタタ~ララ~ラ~~ラ~~♪

♪タラッタッタ♪

「世界の○窓から」

今日はクスコ~プーノ間のバスよりお伝えします

♪タラッタッタッタタ~ララ~ラ~~ラ~~♪

♪タラッタッタ♪

DSC_9733.jpg

嘗てのインカ帝国の首都クスコから、
ティティカカ湖湖畔の主要都市プーノまでのおよそ400kmは
アンデス山脈の山間を走る5~8時間のバスの旅。
標高約2900m~4350mの高地の街道は様々に変化する
美しい南米の風景で我々を楽しませてくれます。

夜行バスで一気にプーノ、或はボリビアの首都ラパスまで駆け抜けてしまう
旅行者も大勢いますが、時間があればぜひ朝発のバスに乗って、
のんびりとアンデス山間部の景色を堪能しながら移動することをオススメします。

クスコを出発したバスは、「アドベ」と呼ばれるレンガで作られた
赤茶色の家々の連なる街道沿いの街を通り抜け、急斜面と背の低い木が目立つ
アンデスの山間部を奥へ奥へと向かって行きます。
ウルバンバ川の支流に差し掛かる頃には、いつしか車窓からの景色も
緑が濃くなり道の両脇には見渡す限りの畑と真っ青な空が広がります。

DSC_9615.jpg

小麦やトウモロコシの実る畑の合間には線路があり、
運が良ければ農村風景の中をバスと並走するかのように走る、
列車の姿を見ることも出来ます。

DSC_9621.jpg

この列車、その名を「インカ・エクスプローラー」という豪華鉄道で、
クスコ~プーノ間の約10時間をアンデスの食材を使った創作料理や、
ピスコサワーをはじめとした各種ドリンク、フォルクローレショー等で
乗客を楽しませてくれるそうですが、そのお値段はUS$220

私が乗ったツーリスト向けのバスは30~55ソル(800~1500円)


こういうのを「格差」といいます。


ちなみに、地元民向けのローカルバスだと10ソル(約280円)
プーノまで行くことが出来るそうです。

それまで広がっていた畑がだんだんと牧草地帯に変わりはじめると、
いよいよ標高が上がってきた証拠。
羊やヤギ、リャマが草を食む風景に混じって水たまりが見え始めると、
そこは「トトラ」と呼ばれる葦が覆い繁る湿地帯。

DSC_9659.jpg

柳の木がポツポツと並ぶ街道を自転車を漕ぐオジサンや
色鮮やかな民族衣装を纏ったインディヘナのオバサン、
牛を連れてのんびりと散歩をする農夫のおにーちゃんが行き交い、
広がる豊かな水をたたえた湿原には山の稜線と真っ青な空が鏡のように写る。
優しく雄大な自然と素朴な人の営みが調和する景色は、
とてもここが標高4000m近い高地であるとは思えない程豊かです。

滋賀県民の皆様、お喜び下さい。

DSC_9620.jpg

「滋賀県を全力でアピールする、
滋賀県出身の日系人」


ではなく、スペイン語で「止まれ」の意味のようです。
時折遭遇する道路工事で見掛けました。
工事区間が長いので、一度この「SIGA」の信号に捕まると
停車時間も長いのですが、この時間にじっくりとアンデスの風景を観察するのも、
またこの街道を走るバスの醍醐味といえましょう。

DSC_9662.jpg

道路脇に生えていた並木が無くなり、背の低い草が覆い繁るようになると、
いよいよそこは標高4000mを越える高原地帯。
線路と並走する街道を、バスは万年雪を頂上付近に頂いた山脈の
奥深くを目指して進んで行きます。

DSC_9685.jpg

呼吸をする度に多少の息苦しさを感じますが、
そんなことを忘れさせてくれるくらいの絶景が次から次に
視界に飛び込んでくる、クスコ~プーノ間の街道の中でも、
最も美しく、迫力があるのがちょうどこの一帯。
標高5000mを越える峰は、高度を上げるに連れて
緑の草原から溶岩が冷えて固まった真っ黒な岩へと変化し、
その上に積もった真っ白な雪が強烈な日差しによって輝き、
見事なコントラストを作り出しています。

DSC_9715.jpg

嘗て、万年雪を冠した山を、
こんな近い距離で見たことがあったでしょうか。


DSC_9723.jpg


4335mの街道で一番標高の高い場所を過ぎ、
ほんの少し呼吸が楽に感じはじめる頃、
険しい谷だった街道は広大な高原地帯に突入し、
道の両脇には民家がポツポツと見え始めます。

DSC_9743.jpg

雪解け水で肥沃に潤った高原は広大な牧草地帯となり、
羊やリャマなど高地に適した家畜を追う人々が暮らす
ラ・ラヤやサンタ・ロサ等の小さな村が点在するこのあたりの景色は、
まるでヨーロッパのアルプス地方にいるかのような気分


クララが立ったぁぁぁあああ~~~!!!!


スミマセン。

つい「心の声」が。

気にしないで下さい。

両脇にタンポポや菜の花が咲き乱れる美しい道を順調に走るバス。

BGMはここ数年間ずっと旅の定番にしている
Caravanの「Silver~Lost & Find」から「Wagon」と「Simple」のLive。
大声で歌ってしまいたい衝動を押さえつつ、
6時間の快適で飽きることのないバスの旅もいよいよ終盤。

DSC_9761.jpg


砂埃巻き上がるフリアカの街を通り過ぎ、なだらかな丘の上に続く道を登り切ると、
視界の左側には午後の太陽がきらめくティティカカ湖が姿を現し、
湾の奥にへばりつくようなプーノの街が姿を現します。

賑やかな繁華街を通り抜け、バスは湖畔に程近いバスターミナルへ。

荷物を受け取り、無事プーノの大地を踏みしめた我々は、
その日の宿を探すべく、街へ繰り出したのでした。


♪タラッタッタッタタ~ララ~ラ~~ラ~~♪

♪タラッタッタ♪

「世界の○窓から」

次回は、プーノ~ラパス間の街道よりお伝えします。

♪タラッタッタッタタ~ララ~ラ~~ラ~~♪

♪タラッタッタ♪

DSC_9741.jpg


☆蛇足ながらバス情報☆

このクスコ~プーノのバスを快適、かつ最大限に楽しみたいのであれば、
2階建てバスの2階、最前列左側の席を確保することをオススメします
予約するときに空いていれば、席を指定することが出来るので、
ぜひぜひ、出来れば最前列でバスの旅をご堪能下さい。


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小雨の降りしきる空がうっすらと白み始めた頃、
マチュピチュに向かう始発列車が今日最初の仕事の為に
線路の上で力を漲らせるかの如く佇んでいました。

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豪雨の為に一時は運休していた、マチュピチュまでの唯一の交通手段。

唯一なのをいいことに、相当ボッタくってます。

私が乗った一番安い「エクスペディション」クラスで、
たった1時間半、50km足らずの道のりに対して、
片道US$37も取られます。
「軽食付き」とありますが、出てくるのは紙コップ1杯のドリンクと、
クソ不味いバナナチップスとチョコレート

ナメてる。

という気持ちを「いや、この金もマチュピチュ保全の一躍をになっている」
と思い直すことで沈めて、列車はマチュピチュの麓の村へと進んで行きます。

ちなみに、


マチュピチュの入場料も
相当高いと思うけど。



マチュピチュ+ワイナピチュ(山)で
150ソル(約4500円)って超高くね?

今まで行ったことのある世界遺産で
一番高い入場料だと思われます。

しかも、山の麓からマチュピチまでのシャトルバスは
往復でUS$15

列車代(往復)US$74
    +
バス代(往復)US$15
    +
入場料180ソル(約US$50)

随分とボッタクってると思うぞ、オヂサンは。


さて、そんな高い金を掛けてまで辿り着いたマチュピチュは、

まぁ、…予想通りというか、何と言うか、


とりあえず

DSC_8932.jpg

入場ゲートを越えてすぐ目の前に飛び込んできたのは、
遺跡ではなく雲の固まりでした。

…やっぱりな。

とりあえず、入場時刻が迫っていたワイナピチュにDASH。
30分程列に並んだ後、山男の名に掛けて先に出発した連中30人程をごぼう抜きにし、
30分で山頂まで辿り着きました
ちなみに、普通は1時間程かかるそうです。

ハッハッハ、誰か俺の記録を塗り替えてみやがれ!!!!

これからボリビアで6088mの山を登らなきゃならないので、
こんなところで負けてられないのです!!


おっと、口が滑っちまったぃ。


この話しはまた後日。


辿り着いた山頂の岩の上によじ上り、下界を見下ろす。
当然のことながら深い雲に谷は閉ざされたまま、
マチュピチュの姿なんて一切見ることは出来なかった。

かに思えたが、そのとき、誰かが叫び声を上げた。

「Hey!! It's time to take picture!!!!」

DSC_8952.jpg

そう、山頂に辿り着いてすぐ、
雲が晴れ始めたのです!!
上昇気流に乗るかの如く、上へ上へ、
そして南の方へ、南の方へと流れて行く雲。



そして、

DSC_9018.jpg

そこに広がるアンデスのパノラマ!!
切り立った険しい山々の連なりの中に、マチュピチュがその姿を現したのです。
雲の切れ間から高地特有の強烈な日差しが差し込み、
奇跡の天空都市を見事に照らし出しました。

美しい。

高度差の少ない雲が、山の稜線に濃い影を落としながら
ゆっくりと動いて行きます。雨上がりの澄んだ空気のお陰で、
雲間から除く空は星さえも見えんばかりのスカイブルー。
そして、見渡す限りの緑の世界。雲さえなければ、万年雪を頂いた
6000m級の山を見ることも出来るそうです。

山頂から360度のパノラマを30分程飽きもせずに見ていると、
いつの間にか狭い山の頂きにはたくさんの人が押し掛けていました。
一等地を占領し続けるのも申し訳ないので山を下り、
きれいに晴れ渡ったマチュピチュを目指します。

ちなみに、

ワイナピチュの山頂付近は、傾斜がかなり急なので、
マジで危険(角度60度くらい)です。

DSC_9019.jpg

年間何人かが滑落して死ぬらしいので、
登られる際は気をつけて下さい。

きれいに雲がはれた、標高2400m地点の山の尾根に広がる、
天空都市マチュピチュ。

DSC_9088.jpg

奥に見える切り立った山が、先ほど登ったワイナピチュ。
緑萌える段々畑や石で組まれた街が残るこの街には、
かつて300~1000人程が暮らしていたと言われています。
一時期は「インカ帝国の要塞」と言われていましたが、
最近では街の規模等から、宗教的な聖地として
造られた街だという説の方が有力です。

DSC_9087.jpg


確かに、雲が掛かった街の姿は、まさしく
「神の家」ともいえるような神秘的な雰囲気でした。

DSC_8940.jpg

以前のブログでも何回か紹介しましたが、
石の加工技術、及び石材建築に秀でたインカ文明。
ここでも「カミソリの刃1枚すら通さない」と言われた建築技術が
最大限発揮されています。

DSC_9132.jpg

いったい、どうやったらこんな難しい形で加工した石を
ぴったりと合わせることが出来るのでしょうか?
しかも、インカ文明は「車輪を持たなかった」そうで、
これらの巨大な石は全て、人力のみで引きずって、
てこの原理でくみ上げられたものだそうです。

DSC_9130.jpg

途方もない時間と労力と技術を費やして
このマチュピチュが造られたことを伺い知ることが出来ます。

DSC_9176.jpg

街に広がる段々畑は高度によって様々な作物が栽培されていたそうで、
何と、品種改良まで行われていたそうです。
石で組まれた畑は見上げてみても壮大な雰囲気。

DSC_9250.jpg

インカの人々が姿を消してから500年。
現在、マチュピチュの住人はたくさんの種類の植物や、昆虫、鳥、
そして全部で20頭程といわれているリャマたち。

DSC_9254.jpg

彼らが歴史の証人であるかのように
悠々と遺跡を歩く姿はとっても優雅。

ですが、

実はこのリャマちゃんたちは
何十年か前にテレビの撮影でテレビ局が連れ込んで
繁殖して増えたものだそうです。


DSC_9308.jpg

ちなみに、リャマの他に遺跡の中には、野生のチンチラだと思われる、
ウサギとリスを足して2で割ったようなカワイイ生き物も住んでます。

DSC_9215.jpg


神秘の天空都市マチュピチュ。
入場料や交通費はかなりのボッタクリですが、
それでも訪れる価値のある、途方もない時間を費やして造り上げたであろう、
文明の英知と、厳しく、そして雄大な自然が融合した、
素晴らしい景色が広がっていました。

DSC_9085.jpg

正直な感想。


今まで見てきた世界遺産で、
一番良かった!!!!



追伸:
今晩のバスで、いよいよウユニ塩湖に向かいます

が、

ウユニの街のネット環境が死ぬ程悪いらしいので、
ブログアップ出来るかどうか分かりません。
いい写真が撮れるまで帰ってこない予定なので次回の更新は未定で。


それでは皆様、Have a nice day!!

行ってきます。
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クスコの街初日。

先行していた友人からの情報に愕然となった。


「大雨のせいでここ数日間列車がストップしてて、
今マチュピチュに行けないらしいよ」



がーん。



実は、マチュピチュ辿り着く為の唯一の交通手段が列車なのですが、
その列車が何と、大雨で止まってしまっているとのこと。
それ意外の交通手段といえばインカロードと呼ばれる山道をトレッキングで行くか、
「Stand By Me」の如く線路沿いを延々と歩いて行くか、
いずれにせよ、徒歩となるのですが、
ついでに耳にした情報によると、

歩いてマチュピチュに行こうとした欧米人旅行者が、
土砂崩れに巻き込まれて2人亡くなった
とのこと。


そんな情報知りたくなかった。


「君子危うきに近寄らず」座右の銘のチキン野郎な私は、
当然ムチャなことはせず、クスコの街で天候が回復するのを待つことにしました。

雨の降りしきるクスコの街。


嗚呼、


流石、嘗てサハラ砂漠に雨を降らせた
「Mr.雨男」な俺



それでも、旅の神様は私の為に微笑んでくれました。

鉄道オフィスに運行状況を確認しにいった土曜日の朝。
「今日も仕事かったりぃな~」という態度全開のオッサンは
ブッキラボウに朗報をもたらしてくれました。

「明日から列車が動くっぺよ」


YeeeeesssssSSSSSSSSS!!!!!!


というわけで、混雑が予想される日曜日を外し、
月曜日の朝の列車を予約し、足取りも軽やかに宿へと戻ったのでした。


さて、明くる日曜日。

荷物を纏めて向かった先はマチュピチュと帝都クスコを結ぶ
通称「インカロード」と呼ばれる街道の中継地点として栄えた
オリャンタイタンボの街。小雨の降りしきる中、
コレクティーボと呼ばれる乗り合いワゴンに乗って、
菜の花咲き乱れる晴れてさえいれば美しいであろうアンデスの道を
乗客を満載した車はクラクションをパカパカ鳴らし、
ライトをバシバシパッシングさせながら時速100kmオーバーで
バスやトラックを無理矢理追い抜きスッ飛ばして行きました。

助手席に載せられた私の、見えないブレーキを踏み続けた右足
パンパンになった頃、コレクティーボは漸くオリャンタイタンボの
中心の広場に辿り着きました。

オリャンタイタンボの標高は2800mあるのですが、
そのすぐ目の前には断崖絶壁のような巨大な山の立ちはだかる
オリャンタイタンボの街。

DSC_8814.jpg

山頂は雲に隠れて見ることが出来ませんが、
おそらく4000m近いことは間違いなさそうです。

1時間もあれば回れてしまうような小さな街、オリャンタイタンボ。
それでも、街の至る所に残る、インカ時代の面影は
ナカナカ興味深いものがあります。

住宅地にビッシリと敷き詰められた精巧な石畳と石垣、
家々を細かく網羅する水路も、当時と変わらぬまま使っているんだとか。

DSC_8837.jpg

ふと屋根を見上げると、家の守り神である
2頭の牛が我々を見下ろしていました。

DSC_8873.jpg

沖縄のシーサーみたいでなんだか親近感を覚えます。

街の北側の山の斜面には、インカ時代の要塞、或は宿とも言われている
巨大なオリャンタイタンボ遺跡が鎮座しています。

DSC_8819.jpg

1536年にスペインからの侵略者に半期を翻したインカ皇帝が、
ここに引き蘢ってスペイン軍を容易に撃退したという伝説も残る遺跡です。
山岳民族であるインカの人々が得意とする段々畑が山の斜面
いっぱいに作られている様はナカナカに壮大です。

まぁ、マチュピチュの入場料が高過ぎたので、
オリャンタイタンボには入らなかったんですけどね。

ワイナピチュいれてだけど、

182ソル(約US$50)はボリ過ぎだろ!!!!

ってことで、涙をのんで割愛。

そんな悔しさも、花咲き乱れる美しい街並が
プラプラと散歩しているだけで自然と癒してくれます。

DSC_8876.jpg

運がいいと、ハチドリが花の蜜を吸う姿を見ることも出来ますよ!!

DSC_8830.jpg

雨も止んだので、夕方頃村の裏手側に聳える山に少し登ってみました。
所々に忘れ去られたように残る遺跡の上に立って村を見下ろしてみると、
切り立った巨大な山塊に囲まれた小さな村は、さながら
「風の谷のナウシカ」の風の谷のようでした。

DSC_8860.jpg

恐らく、インカ帝国が栄えた500年前も、
ここからの眺めは家々の屋根が茅葺きから瓦になったくらいで
そんなに変わっていなかったことでしょう。

山の上から、在りし日の山の民の暮らしを想像しつつ、
喉に流し込むペルー名物「インカコーラ」が、
爽やかに喉を通り抜けて行きました。


さて、いよいよ明日はマチュピチュだ!!!!


へっへっへ、


1回分引きずらせて頂きました。






~~~特別増刊号~~~

クスコに来たら靴を作ろう!!!!

DSC_9604.jpg


インカの織物やアルパカ製品、日本よりも遥かに安い銀細工など、
色々とお土産には事欠かないここペルーですが、
個人的には靴をオーダーメイドで作ることをオススメします!!
場所は私の知っている限りでも5軒。

それぞれ、アルマス広場近くの

「Tecsecocha通り」、
「Choquechaca通り」、
「San Agusin通り」、
「Av. Tullumayo、

それにサンブラス教会裏の
「Tandopata通り」の

5軒に工場、或はオーダメイドを受け付けてくれる店があります。

形もハーフカットブーツ、ローカットブーツ、ロングブーツ、
ヒール付きのサンダルに、コンバースのような布靴など様々。

好きな色のスウェードに、好きなパターンの織物を組み合わせて、
自分だけの靴を作ることが出来ます。

工期は3日間なので、
「マチュピチュに行く前にオーダーしておいて、帰ってきて受け取り」
といった段取りにしておくといいでしょう。
値段は店によりけりですが、80~120ソル(約2400~3600円)
といったところでしょうか。
日本で履けるかどうかは兎も角、旅のいい記念になると思うので、
皆さんもクスコに行かれた際は作ってみては如何でしょうか?

まぁ、俺は日本でもバリバリ履くけどね。

ちなみに、靴屋はだいたいスペイン語しか通じません
筆談や絵、ジェスチャーなど気合いでなんとかイケると思うので、
オリジナルな靴の為にぜひ頑張ってみて下さい。


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